もしも相続財産を寄付したらどんなことがあるのでしょう

日本ではまだまだ少数ですが、
海外では相続財産の寄付が割とポピュラーです。
では、日本において相続財産を寄付すると、どのようなことがあるのでしょうか。

まず第一に、相続された財産を寄付することによって、
財産を持っていた方(故人)の想いを表すことができます。
たとえば故人のやさしさを医療・人道援助活動を通じて遺すことができます。
国に寄付して、未来あるこどもたちの教育を支援することもできます。

ちなみに相続された財産を寄付すると、財産を相続された方ご自身にとってもメリットがあります。
それは、寄付した財産には、相続税が加算されない、ということ。
ただし、相続税の申告期限10か月以内に寄付を完了しなくてはなりません。

ところで、相続税の納付先がどこであるかご存知ですか。
相続税の納付先、それは国です。
では、財産を国に『納める』のと、国に『寄付する』のとでは、どう違うのでしょうか?
手放した財産の行く先が国、と言う意味では同じです。

しかしながら税金として納めるとその使い道は国にお任せです。
自分の治めた相続税が福祉に使われるか、道路に使われるか、教育に使われるか、それとも・・・?
何に使われるかは納税者には決められませんね。
ところが寄付という形の場合、使い道について条件を付けることが出来れば、使途を特定できます。

寄付は故人の思いを社会的に実現することができるという意味で、
大きな『財産』と言えるかもしれませんね。

«
 

トラックバックURL