遺留分について考えてみましょう

遺留分とは、残されたご家族への最低限の財産保証です。

基本的には、遺言を残すことで相続人の相続分を指定したり、
遺贈によって法定相続人以外の人に与えることが自由にできます。
これにより、亡くなった方の意思を尊重できますね。
ですが、例えば
『自分が 死んだら◎◎に全財産をあげる』
という遺言書を作られて家族以外の人物に全遺産が譲られてしまうと、
亡くなった方に生活を支えられていた家族は、生活そのものができなくなってしまいます。

そこで遺言の内容に優先して、
相続人のために残しておくべき最低限度の財産の割合が決められています。
これが、遺留分の制度です。

配偶者、子、父母(いなければ祖父母)がその対象となります。
配偶者と子は法定相続財産の2分の1が、父母は3分の1がそれにあたります。

また、注意したいことは、遺留分を主張するのには期限があるということです。
相続開始および遺留分が侵害されていることを知った日から1年、
あるいは知らなかったとしても相続開始の日から10年が、主張し始めの期限となっています。

ですから、
「7年前の父の相続で、兄さんが家も貯金も受け取ったときは母の手前だまっていたけど、
 私だってもらう権利があったはず!」
と主張しても、この場合は遺留分が侵害されていることを知った日から7年もたっているため、
時効と言えるわけですね。

だれが相続人になるかがはじめの一歩です
知らないところで自分の知らない相続人が出てこないとも限らない。
xn--8ltrsq61dc8f.jp/real/person

«
»
 

トラックバックURL